2012年08月26日

心頭滅却

「心頭を滅却すれば火もまた涼し」という言葉があるが。

意味や出典は以下をどうぞ。

http://kotowaza-allguide.com/si/shintoumekkyaku.html


しかし、暑い日々が続くのう。

今日、北九州から嬉野に観光に来ていらっしゃったお客さんが、


「嬉野は蒸し暑いですねぇ。」とおっしゃられていたが、

嬉野は、地形が盆地状なので、夏暑く、冬寒いんじゃの。


夏は地形がすり鉢状みたいじゃから、空気の対流があまりなく、

冬は、不動山降ろしという冷たい風が厳しいんじゃな。



ええと、話を心頭滅却に戻すが、わしはそげな悟りは、まだ得てはおらんので、

暑いものは暑いし、火は熱かったのう。


あと、こんな暑いときに、「ただでサウナに入って、ダイエットできると思えばいい」ということをおっしゃる御仁が、たまにおるが、


仕事中じゃから、サウナの後に、冷えた麦酒なんぞ飲めるわけもないんじゃな。


というわけで、わしが仕事中に飲めるのは、H2Oという水道水か、試飲用のお茶なんじゃが。


今日、火炒れしたのは、100g 1500円の、「露(つゆ)かぶせ」。


ムムム、なかなか濃い鮮緑の、旨味が強いお茶ができたぜよ。




これを江戸時代の、御先祖さんらぁに、タイムマシンで届けて飲んでもろうたら、

きっとびっくりするじゃろうのう。


江戸時代は、釜炒り茶しかなかったから、こげな色のお茶は、抹茶かなんかと勘違いされて、


高級な煎茶を作ってます、って子孫のわしが言ったら、

「わしらぁの伝統の、釜炒りの製法はやっておらんのか?!」と怒り心頭で、ど叱られるかもわからん。




もし、タイムマシンで、150年とか200年後の未来に行ったら、


わしの子孫は、どげな味のお茶を作っておるんじゃろうか?


そげなことを考えておると、昼も眠れんぜよ?!



心頭滅却心頭滅却


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Posted by 藤岡エイタロー at 21:07 | Comments(0) | 大福帳
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