2012年08月25日

肥前商人大福帳

 あーははは、前回の日記からだいぶ日にちが経ってしもうた。

8月は、意外と忙しくてのう、


佐賀県茶商工業協同組合(以下、県茶商)の仕事で、法被を制作する仕事をさせていただいたんじゃが、


昨年は、前掛けを、茶業青年団で、制作して、


今年は法被と。


なんか江戸テイストが続いておるので、なんとなく、そこから茶壺や茶瓶(ちゃがめ)に興味が湧いてきて、

しまいにゃあ、大福帳にまで興味が広がってしもうた、ここ二、三日だったんじゃがの。




 まぁ、なんでこんなに、江戸にこだわるかというと、


わしの出生地は、千葉県の旭市なんじゃが、言葉は、現在では標準語ぎみじゃが、

もともと、江戸弁だったわけで。



あと、昔、歴史評論で読んだことがあるんじゃが、


もし、過去の時代に生まれ変わるのなら、繁栄しておった時の、英吉利(イギリス)の貴族か、


日本の江戸時代の町人っちゅう論があってのう。



根拠としては、両方とも自由があって、真に繁栄を謳歌していた面があったと。


まぁ、イギリスの議会制民主主義は、立憲民主制じゃが、歴史上、近代の民主主義の起源は、

やはりここ、イギリスからじゃからのう。


あと、日本の江戸時代は、町人、商人が貨幣経済の発達により、

文化が発達した面は、あまり評価されておらんからね。


あの江戸時代の三大改革なんて、見方を変えれば、平和が続いて、活躍の場がのうなった、貧乏ザムライが、

新興勢力の商人に嫉妬して、強引に借金を帳消しさせた、みたいな、

商人いじめみたいなところがあったからね。


 そういう意味で、今、消費税増税法案が通って、これから増税増税ラッシュな現代と、妙に重なる気がしておるが、

この話はまた別の機会にしようかの。



 なにはともあれ、これからの世界の乱気流時代の経営にあたって、

まー、温故知新の精神で、江戸時代の商人の生き様を研究をしてみるもの悪くはないと思うちょるがです。


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Posted by 藤岡エイタロー at 23:15 | Comments(0) | 大福帳
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