2012年04月28日
おおいかぶせのヒミツ。
今日、佐世保方面に配達に行った途中、撮った嬉野町内の茶畑です。
黒いおおいがかぶせてありますが、これは寒冷紗(かんれいしゃ)といって、太陽光をさえぎる布みたいなもんですな。
これをかぶせることによって、お茶の成長がゆっくりとなって、茶葉に栄養がゆきわたり、茶葉もやわらかくなって、
品質が向上するんですな。
わしは、この茶業にたずさわる前は、お茶に関してはまったくのシロウトだったもんで、
植物っちゅうのは、太陽光をガンガン当てた方が、よく育って、光合成もすすんで、ええんじゃあないかと思うておったが、
お茶に関しては、人間の英知がつまっておるんじゃのう、と感心したもんぜよ。
まぁ、手間暇かけて作って、味がよくなるんじゃから、その分値段が高くなるのは資本主義の道理なんじゃが、
いろんな方々の努力と英知の結集で、おいしいお茶が飲めるというは、とても幸せなことじゃのう、と思いますなぁ。
Posted by 藤岡エイタロー at 18:17 | Comments(1) | 創造する経営者
この記事へのコメント
なるほど、そういう役割があったわけですね。
勉強になりました。
勉強になりました。
Posted by 日高 茂和 at 2012年04月28日 19:27